夫の父から受け継ぐ形で私たち一家が住んでいる我が家は、何でも今年で築40年になるそうです。これほど前に建てられた一戸建てということで、部屋の作りはいわゆる「昭和のテイスト」を感じさせるものとなっており、はっきり言うと多くの人がきっと「古臭い」と感じる雰囲気を持っています。
この築40年は、換算すると昭和40年代に新築された計算になりますので、この作りの古さは仕方ないとは思うのですが、それより何より切実に「困ったなぁ」と感じる部分があるのです。
それは、玄関の施錠に使っている「カギ」の部分なのですが、ここだけは今の時代のものに交換しないとマズイのではないかと私は感じています。

実は私の家の玄関のカギは、今はどんどん需要が減っているらしい「シリンダー錠」というタイプなのですが、どうもこのタイプのカギは最新式の工具を使うと比較的簡単にピッキング出来てしまうようなのです。
夫と結婚してこの家に移り住んで以来、この玄関のセキュリティについてはずっと不安に思っていましたが、ここ数年空き巣の件数が全国的に増えているというお話もあり、夫と相談の上、思い切ってカギを交換することにしました。
このカギ交換は何だか難しそうなイメージもあり、防犯に関わるところですのでしっかりとしておきたいと思い、専門の業者さんを調べてお願いしました。

カギ交換当日、私と夫、それに今年で3歳になる息子が見守る中、お願いした業者さんがカギを付け替えていましたが、見ていると意外なほどに簡単に付け替え作業は終了。作業時間は実質20分も無いくらいで、私たちは拍子抜けしてしまいました。
こんなことなら、もっと早く交換をお願いしておけばよかったと思いましたが、これでうちの防犯は以前より強固になったはずで、私はひとまず満足しています。